北上の展勝地でさくらまつり 過去最も早く開幕 約2キロ続く桜並木はまだつぼみも屋台が出店<岩手県>
4月4日の岩手県内は気温が上がり、一関で21度を超えるなど各地で2024年最高の気温を記録しました。 そうした中、北上市のサクラの名所・展勝地では、過去最も早くさくらまつりが開幕しました。 4日は北上市の八重樫浩文市長などが出席して、さくらまつりの開催式が開かれました。 式では地元のこども園の園児などが風船を空に飛ばして開幕を祝いました。 暖冬の影響を考慮して過去最も早い開催となった展勝地のさくらまつり。 約2キロ続く桜並木はまだつぼみの状態ですが、4日から屋台は出店していて春休み中の小中学生や家族連れなどの姿が多く見られました。 訪れた人 「去年は子どもが小さくてあまり(屋台を)回れなかったので今年は楽しみたい。週末とかに合わせて満開になってくれるといいなと思う」 県内では4日、最高気温がほとんどの地点で2024年最も高くなり、一関で21.3℃など6地点で20℃を超えたほか、北上でも19.5℃と5月上旬並みまで上がりました。 まつりの実行委員会では、展勝地のサクラの開花を4月10日前後と見込んでいます。 一方、4日、平泉町では役場前にある町の基準木「エドヒガン」で10輪の花が確認され、町が開花を宣言しました。 2023年より6日遅れの開花宣言でしたが、サクラの季節は一歩ずつ近づいてきています。
岩手めんこいテレビ