涼しげで華やか 七夕ちなみ「浴衣登校」 岡山・津山 美作大・短期大学部キャンパス
美作大・短期大学部(岡山県津山市北園町)で4日、七夕にちなむ恒例の「浴衣登校」が始まった。キャンパスは涼しげな装いの学生たちであふれ、華やいだ雰囲気に包まれた。 女子は白や黒、紺地に花柄や水玉模様と多彩な浴衣、男子は紺やグレーの甚平に身を包み登校。講義の合間には友人同士で「似合ってる」「かわいい」と伝え合い、気分が高揚した様子だった。 短冊に「管理栄養士試験合格」や「世界平和」などの願い事を書いて取り付けたササ約20本も飾られ、七夕ムードを盛り上げた。 黄色いヒマワリが鮮やかに映える浴衣姿の食物学科1年の女子学生(18)は「早朝から友だちと一緒に着付けをした。夏の風情を感じたい」と楽しんでいた。 浴衣登校は5日も行われる。1993年に学生の発案でスタートして32年目で、学生約千人のうち毎年7割が参加するという。