ピーコさん訃報、関西でも愛された人柄 兵動大樹「涙を流して聞いてくれて…」思い出とともに追悼
双子のタレント「おすぎとピーコ」の兄で、ファッション評論家として活躍したピーコ(本名・杉浦克昭)さんの訃報を受け、関西からも悲しみの声が広がった。 【写真】2019年『ピーチケパーチケ』 ピーコさんが浜中文一&中山優馬らと笑顔 ピーコさんは1945年生まれ。神奈川県出身。ファッション評論家だけでなく、2004年にはシャンソン歌手としてもCDデビューを果たした。双子の弟のおすぎと「おすぎとピーコ」としてフジテレビ系『笑っていいとも!』をはじめ、数々のテレビやラジオ番組でも活躍した。 一方で、MBSテレビ『っちゅ~ねん!』『ちちんぷいぷい』、カンテレ『痛快!エブリデイ』『スーパーニュースアンカー』『ピーコ&兵動のピーチケパーチケ』など、関西でも人気者に。1980年代には、KBS京都の深夜ラジオ『ハイヤングKYOTO』のパーソナリティーも務めた。 冠番組だった『ピーコ&兵動のピーチケ・パーチケ』は、2011年4月から22年3月まで出演。現在も『ピーチケパーチケ』として続き、長寿番組となっている。兵動大樹(矢野・兵動)は20日、吉本興業を通じ「本当に幸せで楽しい時間をありがとうございました」とコメントを寄せた。 ■兵動大樹(矢野・兵動)コメント全文 番組で長い間ご一緒させて頂き、たくさんの事を勉強させて頂きました。 僕がしょうもない事でボケても「あんたは、本当にバカね!」と怒鳴りながら 笑顔でゲラゲラ笑ってくれてた事を思い出します。 僕の生い立ちなどをお話してたら 涙を流して聞いてくれて大変だったねと言うてくれはったり、 年末の忘年会でお酒が入ると僕の手を思いっきり噛んできたり、 僕にSサイズのTシャツをプレゼントしてくれたり、 ちょっと元気なかったらすぐに 「あんた体調は大丈夫なの?」と心配して首を揉んでくれたりと 優しさと面白さをもったピーコさんが大好きでした。 僕は、まだこちらでバカな事やってから行きますので、 そちらに行った時は、また怒鳴ってください! 本当に幸せで楽しい時間をありがとうございました。 ご冥福をお祈りいたします。