東農大一、終了間際にFW戸邊勇生がV弾 関東大会東京予選進出へ
令和5年度東京新人戦(新人選手権大会)第6地区の準決勝が3月17日に開催され、駒場東邦と対戦した東農大一が2-1の逆転勝ちで関東大会東京予選進出を決めた。 【フォトギャラリー】駒場東邦 vs 東農大一 試合は立ち上がりから、中盤での球際の戦いが繰り広げられる中、徐々に東農大一が押し込んでいく。しかし、スコアを動かしたのは駒場東邦だった。15分、CKからゴール前のこぼれ球をMF8川勝天翔(2年)が押し込み先制点を奪取。先制を許した東農大一は、失点後もボールを支配し駒場東邦のゴールに襲いかかるもゴールを奪えず。1点のビハインドのまま前半を終える。 後半開始早々、東農大一は駒場東邦にクロスからシュートを打たれれるもバーに助けられ、ピンチを凌ぐ。すると47分、東農大一はFW18本多康樹(2年)のクロスが、ポストに当たってそのままゴールイン。ラッキーな形で同点に追いついた。その後は両者譲らず1-1のまま試合は終盤へ。 そして迎えた80分、東農大一が勝負を決するゴールを奪う。カウンターからクロスを上げると相手GKに弾かれるも、 弾いたこぼれ球をFW8戸邊勇生(1年)が押し込んで勝負あり。東農大一が土壇場で逆転弾を決めて、関東大会東京予選への切符を手にした。 (文・写真=田原豊)