イチロー氏、高校時代の厳しい寮生活はあえて夜中2時に洗濯「独り占めできる時間帯が夜中しか」
TBSは23日、「情熱大陸 2夜連続スペシャル」で、マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(51)を特集し、同氏の愛工大名電時代の厳しい寮生活が明かされた。 【写真】愛犬にデレデレするイチロー氏 イチロー氏は11月に母校の愛工大名電の後輩たちを指導し、当時と変わらない寮を卒業してから初訪問。食堂のテーブルを前に「しょうゆ使わせてもらえないんですよ。マヨネーズ禁止もあったね。マヨネーズとしょうゆが混ざるといろんなものが何とか食べられるようになるでしょ。マヨネーズ禁止、しょうゆ禁止。だからおいしいものは全部禁止っていう、そういう時代でね」と、当時の寮生活のルールを明かした。 同氏は50人を収容し、2段ベッドがズラリと並ぶ巨大な寝室にも足を運んだ。大部屋に入った瞬間に「同じだ~」と頭を抱えた。「目覚ましで上級生を起こしたらエラいことになるんですよ。僕は午前2時に起きてそこから洗濯を始めるので、『ピピピピッ』って音が鳴っちゃうじゃない? 『ピピピピ』まで行くと誰か起きるので、『ピ』で起きないと。緊張感があるからなかなか寝られないわけですよ。でも、洗濯機と乾燥機の争いをしたくないので、独り占めできる時間帯が夜中しかないので、それを選んでやってた」と、苦しい時こそ考えを巡らせて3年間を過ごした。