カジサック「忖度って悪い意味で捉えられがち」井戸田潤と“忖度”の良し悪しについて考える
TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、スピードワゴン・井戸田潤さんとYouTuber・カジサックさん。ここでは、カジサックさんが井戸田さんに対して最近感じていたことや“忖度”について語り合いました。
◆井戸田潤×カジサックは初共演?
カジサック:井戸田さんと2人でしゃべるのって初めてなんですよ。 井戸田:そうだっけ? カジサック:キングコングとしてスピードワゴンさんと何度か一緒にイベントをさせてもらったこともあるし、1年以上前にABEMAの番組でハンバーグ師匠とカジサックで絡んだことはあるんですけど、井戸田潤さんと絡むのは、実は初めてなんです。 井戸田:もう、どっちでもいいよ。井戸田でもハンバーグでも。 カジサック:あの……ぶっちゃけていいですか? 正直、ハンバーグ師匠のときよりも井戸田潤のほうが“師匠感”が出ているんですよ。 井戸田:ハハハ(笑)! カジサック:それって、ご自身で気づかれています? 井戸田:気づいているよ。カジサックと梶原をどう区別しているのかはちょっと分からないけど、俺はハンバーグ師匠になると、やっぱ1個トーンが上がるというか、全部が大きくなるというか。 カジサック:それで言うと、俺は結構作っているのかもしれないですね。カジサックと梶原では見られている層が全然違うので、例えば、カジサックのときは基本的に下ネタを話さなかったり。 井戸田:そうだよね。カジサックっていったら、今はもう世の中のファミリーのリーダーでしょ? カジサック:そんなことはないですよ(笑)。一方、キングコング梶原のほうは結構攻めたこともしゃべったりするというか。そういうやり方をしてしまった結果、カジサックはどこにでもいい顔をする忖度人間“ソンタック”って言われています。 井戸田:ハハハ(笑)! 最高じゃん。 カジサック:失敗しました(笑)。 井戸田:いいじゃん。だって梶原のときはソンタックじゃないわけでしょ? カジサック:忖度は基本そんなにしないですね。 井戸田:だったら、自分のキャラクターに忖度する存在がいるって楽しいじゃん。 カジサック:そうですね。でも、そもそも忖度って悪い意味で捉えられがちじゃないですか。でも実はそうじゃないんですよね。 井戸田:まあね、日本の古き良き習慣というか。“ちゃんとする”ってことだから。 カジサック:いい忖度と悪い忖度があると思うんですけど、僕は“いい忖度”ができていると思っちゃっているんですよね。 井戸田:うーん、何だか難しい話だね。そんたくん。 カジサック:いや、そんたくんじゃなくてソンタックって呼ばれているんですけど(笑)。 井戸田:(笑)。 カジサック:でも最近は認めるようにしたんですよ。 井戸田:何を? カジサック:「忖度や」って言われても「忖度しています」って言っていこうと思って。 井戸田:忖度なんて生きていれば誰でもするよ。我々はテレビの仕事もしているわけじゃん。そこにはスポンサーさんがいるわけだから、そのスポンサーさんの商品とかを(批判する話)はテレビで言わないじゃん。 カジサック:そうですね。 井戸田:そういうのも忖度だし、企業で働いている人も、自分の企業のことを悪く言わないじゃん、それも会社に対する忖度だし。だから、みんな忖度のなかで生きているから別にいいと思うよ。 カジサック:やっぱり今の言葉とか、ハンバーグ師匠よりも全然“師匠”じゃないですか(笑)。 井戸田:そうでしょ(笑)。 * * * <井戸田潤さん情報> ・YouTubeチャンネル「ハンバーグ師匠チャンネル」配信中! <カジサックさん情報> YouTubeチャンネル「カジサックの小部屋」で今回の放送の様子を配信中! (TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」放送より)