スタンリー・キューブリックが絶賛した、伝説のサイコロジカル・サスペンスが日本最終上映 映画『ザ・バニシング -消失-』
1988年、オランダ映画祭で最優秀作品賞を受賞、その他世界中の映画祭で喝采を浴び、30年を経た現在でも高い評価を獲得しているサイコロジカル・サスペンス、映画『ザ・バニシング -消失-』。この度、国内上映権が2023年内一杯で消失することに伴い、本作が1週間限定で上映される。 本作のあまりに絶望的で魅力のあるラストは、『サイコ』『羊たちの沈黙』『セブン』を超えるとの呼び声も高く、巨匠スタンリー・キューブリックは本作を3回鑑賞し、「これまで観たすべての映画の中で最も恐ろしい映画だ」と絶賛した。 日本では、海外から遅れること31年、2019年4月12日にシネマート新宿ほかにて初の劇場公開となり、7日間連続で昼間の上映が満席となるヒットを記録。驚愕と絶賛の嵐を巻き起こし、今なおたびたびSNSなどで話題に挙げられている。 ある日突然消えた恋人サスキアを捜して、執念と亡霊に取り憑かれたかのように次第に精神を追い詰められていく男・レックスと、自分の異常性と正常性を立証したいという欲求から、歪んだ“ある実験”に手を染める男・レイモン。過剰な演出を排除し、ただ静かに迫りくる異様な恐怖の正体とは‥‥。 映画『ザ・バニシング -消失-』は、2023年12月1日(金)から12月7日(木)までシネマート新宿にて1週間限定“消失上映”。
otocoto編集部