神作さん(三芳小1)が文科大臣賞 JA共済の全国小中学生書道コン(千葉県)
南房総市の神作英希さん(三芳小1年)が、国内最大級の学生書道展「第67回JA共済全国小・中学生書道コンクール」の条幅の部で、最高賞の文部科学大臣賞に輝いた。低学年(1・2年生)の中から、1人だけが選ばれる賞。 全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)が主催。相互扶助や思いやりの精神を、時代を担う小中学生に伝えていくとともに、書写教育に貢献することを目的として、毎年行っている。 今回は、条幅と半紙の2部門に、計101万8601点の応募があった。各都道府県で選ばれた842点が全国審査へ。大賞である農林水産大臣賞と文部科学大臣賞は、小学校低学年、中学年、高学年、中学生の各部門から1人ずつ、計16点が選ばれた。 東京・千代田区のJA共済ビルで表彰式があり、神作さんも出席。表彰状などを受けた。神作さんの作品は、講評で「力強くて元気がいい。堂々とした筆の動きで、たっぷり墨を含んだ線がみずみずしく豊か。生きる力を感じる」と評価された。 書道教室「房州書道会」の代表、舟寳恵美さんの次男である神作さん。0歳から筆を持たされるほど、書と身近に過ごしてきた。受賞に「大きな紙に大きな字を書くのは、すごく大変だったけど、とても気持ちが良かった。すごい賞をもらって、僕の自慢になった。これからももっとたくさん稽古します」と喜んだ。 作品は、JA共済ビルで、3月8日まで展示されている。