岡山県でも震度6強想定 南海トラフ地震 私たちはどうする 備えの再確認を
8日午後4時43分ごろ宮崎県南部で震度6弱を観測した地震を受け、気象庁は「南海トラフ巨大地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっている」として初の臨時情報（巨大地震注意）を出しました。今後1週間程度、注意が必要です。 【岡山県の想定震度分布図】 岡山県の被害想定によると、最も揺れが激しい場合で震度は6強。発生の時間帯や潮の干満などさまざまな条件が考えられますが、被害が最大となった場合には死者が約3千人、建物全壊等が約1万9千棟、避難者は約34万2千人、ライフラインにも被害が想定されます。ライフラインに関しては1週間以上、水道などが使えない状況もあるという指摘があります。覚えておきたい知識や備えをまとめました。 事前にやっておくべき対策 ・家具の固定 ・ハザードマップの確認 ・家族で集合場所や災害伝言ダイヤルの使い方、近所の人への声かけをどうするかなど話し合っておく 非常持ち出し品 ・非常食（チョコレート、缶詰、カンパン） ・水（ペットボトル） ・高齢者の常備薬やお薬手帳、乳児のミルク、哺乳瓶など ・現金、懐中電灯 ・貴重品（通帳、免許証、健康保険証、印鑑など） ・ラジオ、スリッパ、軍手など 備蓄品 ＜必須＞ 3日分の水（ペットボトル）、食料（調理しなくても食べられる、長期保存可能なもの）、トイレ用凝固剤 ＜あれば便利＞ 食器（スプーン、フォーク、はし）、カセットコンロ（ボンベも）、マッチ、ライター、簡易トイレ、トイレットペーパー、ポリタンク、ビニール袋、ブルーシート、ナイフ、缶切り…など
