小籔千豊が投稿した「禁煙」のお知らせ（インスタグラムより）

　3月16日、新幹線の車内が全面禁煙となった。東海道、山陽、九州の各新幹線で喫煙ルームが全廃。そのほかの新幹線は、すでに禁煙化されているか喫煙ルームが最初から設置されていない。この措置を受け、愛煙家の芸人が次々と声を上げ、話題になっている。 【画像あり】喫煙ルームとの別れを惜しむ芸人たち 　小籔千豊はInstagramに禁煙を知らせる張り紙の写真を掲げるとともに、 《いろんな事考えさせられますね　人間とは　とか　社会とは　とか　迷惑とは　とか　優しさとは　とか　交通とは　とか　共存とは　とか　戦争とは　とか　多数決とは　とか　利益追求とは　とか　多様性とか言い出した昨今の世の中とは　とか　宇宙とは　とか　諸行無常とは　とか　考えを巡らせ　どんどん進み　行きすぎて　いま現在考えていることは　山かけそばにのっける卵がうずらの卵である事とは　になってます　また、今、考えている事について　その都度　ご報告させて下さい》 　と綴った。 　しずるの村上純は、16日午前8時、新大阪駅に向かう車両に乗り込む際、Xに《生まれて初めて喫煙ルームのない東海道新幹線（新大阪まで）に今から乗る。体がどうなるのかわからない。持つのか、俺の肺よ》とポスト。また、新大阪駅に到着するとホームの喫煙所へ向かい、《新大阪に到着し喫煙所へと早歩きで向かうと、入り口に向かってまさかの列を成している人、人、人。こんなの初めて。そうだよね、みんな吸いたかったよね。至福の一服》と、煙を鼻と口から出している姿を自撮りしてアップした。 　禁煙化に先立ち、各々の “ラストショット” も投稿されている。 　見取り図の盛山は、13日にXで、《3/16までに新幹線に乗る予定がないので、本日の移動が最後の喫煙ルームでした》と報告。《そろそろ禁煙も視野に入れていかなあかんな。。視野に入れるだけやけどな。。》と、世の流れに対応する意向をもらした。 　喫煙ルームとの別れを惜しむのは、次長課長の河本準一だ。《最後です。さようなら、ありがとう》と、喫煙ルームで顔をしわくちゃにした写真とともにXに投稿。《また会える？会えないよね…うん、わかったよ。じゃあね》と切ない胸中を吐露した。金属バットの友保隼平も、15日にXで《最後のお別れ　今まで本当にありがとう》と感謝を述べている。 　ミッツ・マングローブもまた、Instagramで《今日で最後》とし、喫煙ルームでの自撮りを投稿。《また吸える日が来ることを願って》と、将来に一縷の望みを託した。 　JRで喫煙可能な “例外” は、寝台特急「サンライズ出雲・瀬戸」のみ。私鉄特急で、唯一喫煙可能だった近鉄も、3月1日に喫煙室が廃止された。日本の鉄道の完全禁煙の日は近そうだ。