【ロンドン時事】17日の欧州株式市場は軒並み上昇した。英FT100種平均株価指数（FTSE100）は前日終値比27．63ポイント（0．35％）高の7847．99でこの日の取引を終えた。 　ドイツ株式主要40銘柄指数（DAX）は0．02％高、フランスCAC40種指数は0．62％高、ストックス欧州600種指数は0．06％高だった。 　資源株の比重の高い英株は、鉱業株の上昇に支えられて上伸。欧州株では、スポーツ用品大手アディダスと高級ブランド「ルイ・ヴィトン」を擁する仏LVMH（モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン）がけん引した。 　FTSEの構成銘柄では、鉱業大手アングロ・アメリカン（3．51％高）や産金大手フレスニロ（2．91％高）、産銅大手アントファガスタ（2．76％高）が買われた一方、物流施設大手セグロ（2．04％安）や保険大手フェニックス・グループ・ホールディングス（1．82％安）などが売られた。 　DAXでは、業績見通しを上方修正したスポーツ用品大手アディダスが8．64％高で2年ぶりの高値水準。エネルギー大手シーメンス・エナジーが1．98％高、コメルツ銀行が1．88％高だった。他方、自動車部品大手コンチネンタルが5．47％安、製薬大手メルクが2．58％安。