サイクリングに関する世界最大の国際会議「Velo city」について、2027年度に愛媛県での開催に向けて本格的な誘致活動を調整していることが関係者への取材で分かりました。 1983年に始まった「Velo city」は、ヨーロッパのサイクリスト連盟が主催する年に1度の世界最大の国際会議で、サイクリングに関する街づくりや安全利用などを議論します。 複数の関係者によりますと、2027年度に愛媛県での「Velo city」の開催に向けて、本格的に誘致活動を行う方針を固めたということです。 これまでに国内の自治体が「Velo city」の誘致に立候補したケースはありますが、日本での開催は実現していません。 県は、しまなみ海道をはじめとしたサイクリング文化の振興に力を入れていて、誘致が成功すれば世界的な認知度の向上に大きく貢献する見通しです。