国民民主党・玉木雄一郎代表（2024年10月27日撮影）

　国民民主党の玉木雄一郎代表（55）が28日、X（旧ツイッター）を更新。投票日前日の26日、玉木氏の「マイク納め」となるJR東京駅前での最終演説に前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏（42）の登壇した経緯について謝罪した投稿が話題となっている。 【写真】さわやか感すごい、麦わら帽子＆胸元にサングラスでキメる石丸伸二氏 　玉木氏は石丸氏の「一個人に批判の肩代わりをさせんな」などとする当該投稿を引用し「渡部区議にも確認しましたが、石丸さんが応援演説に来てくれたと思い込んでいて、お声かけしたそうです」と打ち明けた。そして「いずれにしても、こちらから登壇をお願いしたことは事実です。お力をお借りしたにも関わらず、石丸さんに説明までさせて申し訳ありません」と謝罪した。 　続けて「改めて直接お会いした場できちんとお詫びさせていただければと思いますが、この選挙戦、石丸さんとの対談や、石丸さんの手法を研究したことで注目してもらえたと思います。感謝の気持ちもお伝えできればと思っています」とつづった。 　玉木氏は石丸氏が登壇した当日にXで「石丸さんの登場に対してコメントいただいていますが、私も正直、びっくりしました。私自身、現場に到着するまで全く知らず、石丸さんが偶然来てくれたので、現場を盛り上げたいという判断でご登壇いただいたとのことです」と投稿していた。 　Xでは玉木氏の対応についての書き込みが殺到している。「いや、本当政治家に求める姿勢はこれ　間違いを認める　すぐに謝罪、訂正する　言い訳しない　記憶がある(記憶にないと言わない)」「玉木さんを信頼できる点は、すぐにきちんと代表として謝れるところです。相手を罵倒したり罵り合ったりする政治家もたくさんいますが、そういったことは絶対にしない。信頼できる政治家です」などとする、玉木氏のスピード感のある対応に理解を示す投稿もあった。 　一方で「石丸氏は好きじゃないけど、頼まれて登壇したら厄介者扱いされて怒るのは全く当然よね。俺でも怒る。軽率に頼んだ渡部恵子議員が本当の疫病神よ」「演説の登壇をお願いしたのは『渡辺恵子議員』であって玉木雄一郎代表ではない。つまり玉木雄一郎氏はお願いしていないのは確か。しかし国民民主党が頼んだのも確か。このふたつをごっちゃにして批判しすぎのような気もする。炎上商法も石丸伸二流だと思うが」などとする投稿もあった。 　石丸氏はこの日の昼、自身の登壇経緯について「様子を見に寄った所、渡部恵子議員から『ぜひ話して下さい』と頼まれました。一度は断りましたが、再び声を掛けられたので『玉木代表が来るまでなら少し』と受けたのが実際の経緯です」と説明。そして「投票日を過ぎたので言っておきます。一個人に批判の肩代わりをさせんな」と怒りをあらわにしていた。