俳優・火野正平さん死去 75歳 夏の腰部骨折を機に体調崩す【事務所発表・全文】
テレビドラマ『必殺』シリーズをはじめ、多くの時代劇などに出演した俳優の火野正平さんが亡くなったことを20日、所属事務所が発表しました。75歳でした。 【画像】火野正平さんが声で出演した映画『君たちはどう生きるか』 火野さんは、12歳のころから劇団『こまどり』に所属し、ドラマ『少年探偵団』などに出演。1973年には、大河ドラマ『国盗り物語』で演じた秀吉役で注目され、1974年には映画『俺の血は他人の血』に主演し、映画デビューを果たしました。 ほかにも、今村昌平監督の映画『復讐するは我にあり』や、『ええじゃないか』などに出演。また、ドラマでは裏稼業の仕置き人たちを描いた『必殺』シリーズに正八役などで出演。最近では、2023年公開のスタジオジブリ・宮﨑駿監督の『君たちはどう生きるか』で大伯父の声を務めていたほか、今年は『鬼平犯科帳 血闘』『ラストマイル』などの出演作品が公開されていました。
■所属事務所の発表【全文】
訃報 弊社所属俳優 火野正平が令和6年11月14日享年75にて逝去いたしました 4月より持病である腰痛の治療に励んでおりましたが 夏の腰部骨折を機に体調を崩し 最期まで仕事復帰を願っておりましたが叶いませんでした 自宅で家族に見守られ 穏やかな最期でした 生前のご厚誼に深く感謝するとともに 葬儀は家族葬にて済ませましたこと 謹んでお知らせ申し上げます 長らくこのお仕事に携わり 関係の皆様には大変お世話になりました 重ねて御礼申し上げます 応援してくださった皆様にも 心から感謝申し上げます この訃報にて 弊社とご家族からのお知らせとさせていただき どうか静かに見送らせてください