写真：Motor-Fan

アルパインからジムニー/ジムニーシエラ専用の3モデルがデビュー。いずれも独自の車種専用設計により、純正を超える優れたフィッティングを実現している。いずれも9月より発売。 REPORT●浜先秀彰（HAMASAKI Hideaki） 問い合わせ：アルパイン 電話：0570-006636アルパイン ビッグX EX10NX2-JI-64……オープン価格 アルパイン MS-165-JI-64……7万4800円(税込) アルパイン DVR-DM10000A-IC-JI-64-2……オープン価格 アルパインから今回リリースされたジムニー/ジムニーシエラ専用モデルは、大画面カーナビのビッグX『EX10NX2-JI-64』、車載サウンドシステムのメティオサウンド『MS-165-JI-64』、ドライブレコーダー搭載デジタルミラー『DVR-DM10000A-IC-JI-64-2』の3機種となる。 ビッグX『EX10NX2-JI-64』はジムニー/ジムニーシエラのインパネに組み込める10型大画面搭載カーナビで、専用の形状とデザインを採用する。本来、ジムニー/ジムニーシエラの純正品向け装着スペースは9型ナビしか取り付けられないサイズだが、アルパインでは周囲の内装パネルまで取り外すことでスペースを稼ぎ出して純正品よりひと回り大きなユニットの搭載を実現。フローティングスタイルと違う内装と一体感のあるスマートな大画面化を果たしている。 しかもデザインは「ラギット(無骨な)デザイン」としており、純正インパネと共通イメージのボルトをフレーム部の四隅に組み込む。イルミのカラーは純正に合わせた色味のアンバーカラーだ。もちろんアルパインならではの車種専用機能も搭載しており、起動時に表示されるオープニング画面はアルファベットのロゴだけでなく初代ジムニーをイメージしたカタカナのロゴまで選択が可能だ。 また、Apple CarPlay(ワイヤレス)/Android Auto/Amazon Alexaとのスマホ連携機能、声で主要なカーナビ機能をコントロールできるボイスタッチ機能など、コントロール性を高める機能の搭載も見逃せない。スマホの接続に便利なインパネに組み込めるビルトインHDMI/USBユニットが付属しているのも嬉しい。 サウンドシステムのメティオサウンド『MS-165-JI-64』は天井に5cm口径のルーフスピーカーを組み込んだうえに、純正ドアスピーカーを16.5cm口径の付属ウーファーと入れ替え装着を行なう。中高音が上部からが降り注ぐように聞こえ、ロードノイズに負けない音楽再生を実現してくれる。専用ネットワークによってルーフスピーカーのレベル調整もOKだ。 ドライブレコーダー搭載デジタルミラー『DVR-DM10000A-IC-JI-64-2』は、純正ルームミラーと交換装着ができるもの。10型の大きく見やすいディスプレイを搭載しながらも、窓面積が狭いジムニー/ジムニーシエラの前方視界を妨げないように取り付けアームを専用設計。従来タイプに比べると上下/奥行で25mmのクリアランスを確保している。 セパレート型のフロントカメラ/リヤカメラをパッケージし、最適なアングルでの撮影が可能。車両前後の状況ををフルHD画質で記録でき、駐車録画モードによって当て逃げや車上荒らしなどにも対応する。起動時に車種専用オープニング画面が浮かび上がる演出付きだ。