センバツ2022 高知・浜口佳久監督に聞く きょう国学院久我山(東京)戦 /高知
◇六回以降が勝負の鍵 第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)第7日の25日、高知は2回戦で国学院久我山(東京)と対戦する。代表取材に応じた浜口佳久監督=写真=に相手チームの印象や試合の展望を聞いた。 浜口監督は国学院久我山について「1回戦で対戦した東洋大姫路(兵庫)より、さらに打力が上がってくる」と分析。相手の上位バッター陣と、4番を担う下川辺隼人選手(3年)を「破壊力がある」と評価した。 また、相手のエース・成田陸投手(3年)を「球筋が独特で、今までにないようなボールを投げてくる」と警戒。「1巡目にしっかりとボールを見極め、2巡目以降慣れてきたところで一気に行ければ良い」とした。 初戦の東洋大姫路戦では、3投手の継投策で相手打者の目先を変え、勝利をつかみ取った高知。次戦でも「球数やバッターとの相性などを考え、点差に関係なく(投手を)変えていく」とした。「四死球やエラー絡みで(相手打線の)上位に回すことは避けたい」と述べ、「とにかく先制点が欲しい。ただ、点を取られることはあるので、六回以降の勝負になってくるのかなと思う」と語った。【小宅洋介】