【ソフトバンク】78試合出場の牧原大成は現状維持でサイン「ケガしないことだけをまず目標」
ソフトバンクの牧原大成内野手(32)が17日、福岡市内の球団事務所で契約更改に臨み、現状維持の1億円(推定)でサインした。 ユーティリティとして活躍してきた牧原大だが、今季は二塁手として勝負することを決意。退路を断って挑んだシーズンだったが、4月下旬に右わき腹を痛めた影響もあり78試合の出場にとどまった。最終的には打率2割8分3厘、2本塁打、13打点の成績だった。 今季を振り返った際は「ケガをしたことが球団に対してすごく申し訳ない」と一言。昨季はゴールデングラブ賞獲得も目標に掲げていたが、来季は「一年間ケガしないことだけをまず目標にしっかり頑張りたい」とシーズン完走を第一に考える構えだ。オフも「一年間やり切るための体力、ケガしない身体づくり」をテーマに、これまであまり行ってこなかったウエイトトレーニングに重点を置く。 二塁は川瀬、今季途中に加入したダウンズなど多数のライバルが狙うポジション。それでも牧原大は「二塁でレギュラーをつかみたい気持ちは誰にも負けないぐらい持っている」と譲る気はない。ケガのない身体をつくり、来季は二塁を守り抜く。
東スポWEB