UBS、中国本土での自前のミューチュアルファンド事業延期-関係者
UBSはこのほか、16年以降に中国で立ち上げた計11の株式・債券ファンドの大多数を閉鎖し、プライベートファンド・マネジメント・プラットフォームを刷新していると、関係者の1人が語った。影響を受ける顧客は他のプラットフォームで提供されるファンドに投資することができる。
この関係者の話では、UBSは再編の一環として今後数カ月に資産運用チーム50人中15人程度を削減する。残る人員はファンド・オブ・ヘッジファンドや、本土の顧客資金を海外資産に投資する適格国内有限責任組合(QDLP)プログラムに重点的に取り組む。ファンド閉鎖については、ロイター通信が先に報じていた。
UBSは、QDLPプログラムの下でクレディ・スイスが持っていた4億ドル(約620億円)の資金枠を引き継ぐほか、別途1億ドルの資金枠を持つ。関係者が明らかにした。
原題:UBS Dials Back China Fund Plans on High Costs, Grim Outlook(抜粋)
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