BUDDiiS・小川史記、30歳の誕生日に初の写真集発売「かわいいって言われるのが一番嬉しい。令和のさとう珠緒さんになりたい」
小川史記初めての写真集「キセキ」が、30歳の誕生日である11月21日(木)に発売される。WEBザテレビジョンではインタビューを実施し、写真集に込めた思いや30歳になる心境を語ってもらった。 【写真】透明感あふれる…目を閉じた表情が美しい小川史記 ■かっこいいもかわいいも、ちょっとセクシーなのも、1冊で全部見せたい ――写真集の話を聞いて、まず最初にどう思われましたか? ずっとやりたいって言ってたんですけど、結構急に決まったのでびっくりしました。めちゃくちゃ嬉しかったです。ファンの方に早く言いたいと思いました。 ――どんな思いを写真集に込められたか教えてください。 まず、20代がいよいよ終わってしまうので、何か残したいと漠然と思いました。かっこいいもかわいいも、ちょっとセクシーなのもあるんですけど、1冊で全部見せたくて。ギャップ感を出せたらいいなと思って撮ってもらいました。 ――今回の撮影に向けて、特別に準備したことはあるでしょうか? とにかく睡眠時間を確保しました! やっぱり寝ないと肌感が保てないので、 睡眠をいかに取れるかにかかってました。 ――1番を決めるの難しいとは思うんですけど、とくに気に入っている1枚はありますか? お気に入り、あります。砂浜、裸ジャケット、ブーツ、これ最高です。撮影前にいろいろと参考カットを出していただいたのですが、その中に舘ひろしさんのこういう写真があって、リスペクトでやらせてもらいました。手にブーツがかっこ良過ぎて。いやぁ、渋くて良いですねぇ。自分大好きですみません(笑)。ただ、砂浜を素足で歩くのが本当は苦手で。心の中では「あ~、気持ち悪いっ」って思いながら撮ってもらってます(笑)。 ■20代、無駄なことは何1つなかった ――小川さんは「奇跡の29歳」をキャッチフレーズにされていて、今回の写真集のタイトルも「キセキ」ですが、奇跡の1枚はどちらになりますか? 溺れFUMINORIですかね、お風呂で撮った写真。一回水に入ってみちゃおうって言われて入ってみると、無理無理って。本当に溺れているみたいになっちゃって! でも、ちゃんと作品として成立していて雰囲気のある1枚になっていて、「奇跡だな」って思いました。 ――セクシーさもあって素敵ですね。肌を出されたショットもあって、小川さんの新たな一面を見せてもらったように思いました。 肌を出すのは新たなチャレンジでしたね。ファンの方が喜んでくれそうです。緊張とかはまったく無くて、どの撮影も楽しみながら撮ってもらいました。 ――肌を出しつつ、笑顔の写真は小川さんらしさがあって印象に残っています。 ありがとうございます! シーツにくるまっているやつですね、僕も好きです。 ――30歳を前に、「かっこいい」と「かわいい」、どちらを言われるのが嬉しいですか? かわいいって言われるのが一番嬉しいです。30歳近くになっても言ってもらえて、とてもありがたくて嬉しいです。 ――今、20代を振り返って、どう感じられますか? 無駄なことは何1つなかったって感じます。とても濃い時間を過ごして、人生の暗い時期も明るい時期もどちらも経験することができたので、すごくいい20代だったなって思います。やり残したこともないですし。あ、強いて言うなら、20代のうちにメンバーでご飯に行きたいですね。FUMIYAが10月に20代になったばかりで、僕が30歳になる前の今この期間だけメンバーみんな同じ20代なんですよ。10年に一度の奇跡なので、みんなでご飯に行きたいですね。 ■令和のさとう珠緒さんになりたい ――どんな30代にしたいですか? 新たなスタートだと自分の中で思っていて、もちろん年齢にあらがってかわいさを追求していきますけど、マルチに活躍する30代にしていきたいです。具体的にはCM出演してみたいですね。やらせてもらえるならなんでもありがたいのですけど、制汗剤とか清涼飲料水とか、青春っぽいものがやりたいです。できれば制服を着て。それこそ奇跡の30歳になれると思うので。 ――目標としている人物はいますか? 最近、思うようになったんですけど、目標はさとう珠緒さんです。ぶりっこ的なかわいらしさを振り切ってされていて、それこそ奇跡的にいつまでもかわいらしくて。僕は令和のさとう珠緒さんになりたいです。 ――小川さんを見ていると元気がもらえて笑顔になります。先ほど、人生の暗い時期も経験したと言われていましたが、暗い時期の乗り越え方があれば、ぜひ教えてください。 乗り越え方…僕流でいいんですよね? まずは、意外としっかりと僕は受け止めますね。暗いことや辛いことを。へこむだけへこんで、そのうえで、ポジティブに切り替えます。いつまでもへこんでたってしょうがないなって。 ■ファンの方は居なきゃやだ!って思うくらい心強いバディー ――辛いことがあっても逃げたりせずにしっかりと向き合うことって大切ですよね。自分大好きと言われる小川さんに自分を好きになる方法も教えて欲しいです。 自分大好きって言ってますけど、僕は自分のことが全然好きじゃなかったです。自分のことが好きになったきっかけがはっきりあるわけじゃないんですけど、徐々に自分のことを受け入れられるようになったというか。気づくと、「あ、自分っていう人間も悪くないじゃん、いいじゃん」って思うようになったんですよね。自然とそういう時が来るんじゃないかと思うから、自分のことを好きになろう、いいところを見つけようって思わなくていいと思います。 ――なるほど、それがプレッシャーになって、いい方向にいかなくなる場合もありますよね。小川さんの言葉に気持ちが軽くなる方も多いと思います。 そうだと嬉しいです。 ――では、最後に、この写真集を届けたいと言われたファンの方にメッセージをお願いします。 僕にとってファンの方は本当に居なきゃやだ!って思うくらい心強いバディーです。この人たちといれば、もっともっと見たい景色を一緒に見られるなっていうのを、折々に感じています。今回の写真集も楽しみにしてくれているので、届けるだけで終わらずに、一緒に盛り上がっていきたいです! ◆取材・文=入江奈々 撮影=ナカムラ・ヨシノーブ スタイリスト:井上亮(PUNCH) ヘアメイク:YUUKI(PUNCH) 衣装協力 DISCOVERD/PR01