パック牛乳に黒い粒状の異物混入 正体は「牛乳が焦げたもの」か? 佐賀市の小中学校で牛乳の提供停止
佐賀市教育委員会は、15日に佐賀市内の小中学校の給食で提供された牛乳に異物が混入していたことを明らかにしました。 今のところ体調不良を訴える人はいないということです。 ■給食で提供のパック牛乳に黒い粒…混入したのは牛乳の焦げたもの? 佐賀市教育委員会によりますと、15日、佐賀市内の小学校と中学校、それぞれ1校から、「給食で提供された牛乳に黒い異物が混入している」と市教委に連絡がありました。 提供された牛乳は、いずれも同じ業者が製造した200ミリリットル入りのパック牛乳で、パックの開け口と内部に黒い粒上の異物が見つかったということです。 異物を見つけた小学6年の児童と中学2年の生徒はこの牛乳を飲んでおらず、今のところ市内の学校から体調不良の訴えなども報告されていません。 市教委の聞き取りに対し、製造業者は、「過去の事例から、異物はパックを熱で密封する際に牛乳が焦げたものである可能性が高い」と説明し、異物の成分分析などを進めているということです。 ■佐賀市教委一時牛乳の提供を停止再開は製造業者と協議 異物の混入を受けて市教委は、16日と17日の2日間、給食での牛乳の提供を停止し、保護者には子供に水筒を持たせるよう依頼。 18日以降に関しては、製造業者と協議の上、対応を決定すると説明しています。 今回の事案について佐賀市教育委員会は、「ご迷惑とご心配をおかけして申し訳ありません。原因究明を急ぐとともに、再び同様の事案が起きないよう努めて参ります」とコメントしています。
RKB毎日放送