【KNOCK OUT】龍聖が難敵を退けた直後にSB王者・山田彪太朗が対戦要求
MAROOMS presents KNOCK OUT vol.2 2024年4月27日(土)東京・後楽園ホール 【写真】龍聖の左フックがクリーンヒットした ▼メインイベント(第11試合)スーパーファイト KNOCK OUT-BLACKフェザー級 3分3R延長1R 〇龍聖(MAJESTIC/Team KNOCK OUT/KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者) 判定3-0 ※30-28×2、30-29 ×川上 叶(龍生塾/シュートボクシング日本フェザー級2位) 龍聖は小学1年生でキックボクシングを始め、HIROYAの指導を受けアマチュアで多くの経験を積んで2019年4月にプロデビュー。2021年10月にはKNOCK OUT-BLACKフェザー級王座決定戦で銀次を判定3-0に破り初代王座に就いた。2022年4月には初の国際戦でメディ・ジライフィ(スペイン)にも勝利、7月にはRIZINに初参戦して魁志に3RでTKO勝ち。12月には巌流島ルールに初挑戦、かつて皇治を苦しめたダウサコンを左ボディで初回KOに沈めた。 2023年3月にはラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級王者ペットセーンセーブと-58.5kg契約で対戦し、延長戦でダウンを奪って勝利。6月にはチュームーシーフーにダウンを奪われるも延長戦で逆転勝利、12月にはファク・スアレスをKOして16勝(10KO)の無敗記録を更新している。 川上は2019年11月にSB日本バンタム級王座決定戦で佐藤執斗を2RKOで下して新王者に輝き、2022年4月には魁斗を判定に破り、SB日本フェザー級王者となって2階級制覇を達成している。12月のSB×RISE対抗戦では安本晴翔から番狂わせの勝利を奪い、安本の連勝記録を15でストップしてみせた。しかし、2023年4月の初防衛戦で山田彪太朗に敗れて王座を失い、7月のRISEでは門口佳佑に判定2-0で敗れた。12月にはK-1に出場して斗麗を破り再起を果たしている。戦績は13勝(5KO)7敗。 1R、龍聖は左ローと右ミドル、ワンツー、ワンツーと同じ軌道で右ボディストレート。サウスポーの川上はステップを使って動き、龍聖の打ち終わりに左フックや右フックを打ち込んでニヤリと笑う。龍聖が右の三日月を蹴ると川上はノーガードで挑発。川上のワンツーに合わせて龍聖が左右フックを入れる。川上は左ストレート。ジャブとステップで川上が距離をとる。 2R、危険な距離でフックを交錯させる両者。かなり近い距離で両者フルスイング。この攻防で川上の右目が腫れ始め、龍聖はジャブ、左フックでその左目を狙う。龍聖は左ボディ、右ヒザ。川上の左ストレートにもヒザを合わせる。川上はややパンチが雑になり、龍聖が左ボディ、右フックをヒットさせる。川上は龍聖の右ミドルに左ストレートを合わせたが、このラウンドは龍聖の多彩な攻撃のヒットがが目立った。 3R、龍聖は前蹴り、ヒザ、パンチでボディを攻め、川上はそこへカウンターを狙う。右カーフも蹴る龍聖。川上は思い切り左ストレートを打つ。右カーフ、ヒザ、左フックと攻める龍聖だが川上はタフに打ち返してくる。フックを空振りして倒れた川上を龍聖が蹴ってしまい、レフェリーから注意を受ける。出会い頭のバックハンドブローを放つ龍聖。 タフな川上を仕留めることは出来なかったが、判定3-0で龍聖が勝利。「2月の欠場すいませんでした。KOで勝ちかったんですけれど差は見せたと思います。今日の勝利では言うことはありません。皆さん6月代々木で会いましょう」とマイク。 するとここで、SB日本フェザー級王者の山田彪太朗(シーザージム)がリングイン。「間近で試合を観ていたんですが、メインがこの試合でいいのかなと思って」と言うと、龍聖は「うるせえ」と返答。さらには「コイツ、川上選手にシーザーポイントで勝っただけだから」と悪態をつく。 山田は「川上選手に勝ってSBに勝ったと思って欲しくないので、SBの一番は僕なので6月の代々木でSBvs.KNOCK OUTやりましょう」と対戦を要求。龍聖は「分かりました」とその場で返答した。
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