復調のキッカケは減量「馬体重みたいに変化しています(笑)」 27歳の競輪レーサー松岡辰泰が今年初勝利
小倉競輪場のナイター「CTC杯×HPCJC(F1)」は13日、初日を開催。2日目の11R準決勝を走る松岡辰泰(27歳・熊本=117期)に話を聞いた。 新年一発目の高知で7着7着2着と最悪のスタートをきった松岡。原因は自転車にあったようで「重たくて進まなかった」とのこと。 今回はフレームを変更。3場所前の佐世保で使っていたモノで挑んでいる。初日は前受けから全引きのレース。好回転の捲りは上がりタイム11秒2を計測し、前回の不安を払拭した。 「やっと正月が来ました(笑)。踏んでいた感覚はかなりよくなった。内容はよくなかったけど、3人で決まったことは嬉しいです」と笑顔で振り返る。 フレームを戻したのが復調のキッカケなのは間違いないが、もうひとつ要因があるようで「正月に4キロ太ってしまって…。普段79キロくらいなんですけど、高知で計ったら83キロあった。ヤバいと思って落としました。馬体重みたいに変化しています(笑)」。 減量の成果もあって今回は本来の動きを取り戻した松岡。初日の動きを再現できるなら準決でも頭候補の一人と言える。(アオケイ・石濱記者)