【DeNA】ドラ1度会隆輝、聖地甲子園で“清原超え”連続打点記録なるか「モチベーションに」
聖地で“清原超え”だ。DeNAドラフト1位の度会隆輝外野手(21)が19日、横浜スタジアムでの全体練習で、キャッチボールや打撃で汗を流した。 21日から再開されるリーグ戦最初のカードは、プロ入り後初となる甲子園での阪神戦。「高校野球以来なのですごく楽しみですし、いい3試合(だった)と言えるように準備して入りたい」と気合を入れた。 横浜高では1年夏、2年春と全国大会に出場した。「特別な場所。プロとしてまた野球をやれるのは光栄」と5年ぶりに黒土を踏み締めることになる。さらに期待されるのが、PL学園時代にも甲子園をわかせた清原和博氏(56)の、プロ1年目の記録超えだ。 度会は交流戦最後の西武戦(ベルーナドーム)で6試合連続打点をマークし、新人の球団史上最長記録を更新。7試合連続なら86年の清原(西武)に並ぶ。報道陣から聞くと「知らなかったです」と目を丸くしつつ、「清原さんはプロ野球界のビッグな方。並べるのであればすごくうれしい。モチベーションになりました」と士気を高めた。 4日間のブレークを挟んでの試合再開。リフレッシュしつつ好調維持に励んでいる。チームは7連勝中。「記録を更新できたり、初めての記録をつくるのはとてもうれしいことですけど、勝利を最優先に考えて、チャンスで回ってきたら打つくらいの気持ちでしっかりいきたいなと思います」。地に足を付け、まずは連勝を伸ばす。【鎌田良美】