岩手・宮城内陸地震から16年 記憶の風化を防ぐ…発生時刻に合わせ一斉訓練【岩手・一関市】
IAT岩手朝日テレビ
記憶の風化を防ぎます。最大震度6強を観測した岩手・宮城内陸地震から14日で16年です。岩手県一関市では一斉の防災訓練が行われました。 岩手・宮城内陸地震は2008年6月14日の午前8時43分に発生し、県内では2人が死亡、37人が重軽傷を負ったほか国道にかかる橋が崩落するなど県南を中心に大きな被害がありました。 一関市では、地震の発生時刻にあわせて市内一斉の防災訓練を6年前から実施しています。 このうち、震源地に近い厳美小学校では、教室に訓練の放送が響くと児童たちが素早く机の下に身を隠し、このあと全校児童86人はヘルメットをかぶって校庭に避難しました。 児童たちはいつ起こるか分からない大きな地震への備えと命を守る大切さを改めて感じていました。