「生涯独身」と母に告げた2日後に…結婚願望がなかった栗原恵と夫の運命の出会い 第一印象は「写真で損してますよ」
── 結婚願望がなかった栗原さんですが、結婚されて価値観はどのように変化しましたか。ご主人と出会ってご自身が変化したなと思うところはありますか。 栗原さん:些細なけんかは増えましたね(笑)。どちらかというと人とけんかをするのは苦手なタイプなんですが、彼にだけは自分の感情を素直に伝えられる。よき味方であり、パートナーだと思っています。 ── お子さんにはいずれバレーボールをやってもらいたいですか?
栗原さん:私はとくに考えていないんですが、彼はしてほしいと言っていますね。サッカーでも野球でも本人がやりたいことでいいんじゃないと言ってるんですが、「いや、バレーボールでしょう!」って。 ※取材後の2024年12月22日にインスタグラムで第1子の出産を発表した栗原恵さん。「陽太(ひなた)私たちをパパとママにしてくれてありがとう」とメッセージを発信されました。そんな栗原さんに、出産後のコメントもいただきました。
栗原さん:皆様のサポートのお陰で、陣痛が始まって5時間という安産でわが子を産むことができました。陣痛中、彼に「このような素晴らしい経験をさせてくれてありがとう」と伝え、母には改めて「産んでくれてありがとう」という感謝の気持ちが湧きました。わが子に会えた瞬間のことは、今思い返しても涙が溢れます。 まだスタート地点に立ったばかりではありますが、今は妊娠中からここまで元気でい続 けてくれた子どもにありがとうの気持ちでいっぱいです。
PROFILE 栗原 恵さん くりはら・めぐみ。1984年広島県生まれ。小学4年からバレーボールを始め、中学、高校と強豪校でプレー。2001年に全日本女子に初選出され、翌年に代表デビュー。エースとして活躍し、04年アテネ、08年北京と2度のオリンピックにも出場した。現役引退後はコメンテーターやスポーツキャスターとして活躍し、後進の育成などにも力を入れている。 取材・文/石井宏美 写真提供/栗原恵
ちゃんと 編集部