青森山田の正木昌宣監督「このリーグで優勝するのは簡単じゃない」
11月26日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023 EASTの第21節2日目が行われ、首位の青森山田(青森)がアウェーで昌平(埼玉)と対戦。青森山田は勝てば優勝が決まる一戦だったが、2-2で引き分け優勝は最終節に持ち越された。 【フォトギャラリー】昌平vs青森山田 青森山田を率いる正木昌宣監督は「前半45分はピッチがシーンとしていた。今まで以上に選手たちと沢山会話をした1週間だったが、彼らには色々な感情や見えないプレッシャーがあったと思う」と振り返った。試合後ロッカールームで選手とミーティングを実施し、0-2から諦めずに2点を取り勝ち点1をもぎ取ったことの重要性を説いたという。 「やっぱりこのリーグで優勝するのは簡単じゃないというのを選手も理解したと思う。我々にはもう一回チャンスがあるので、同じ失敗をしないようにしたい」(正木監督)。 青森山田はプレミアEASTの最終節ではFC東京U-18(東京)と対戦する。「前期はカウンター2発でやられた。(FC東京U-18は)前線に能力ある選手が多く、力としてはかなり上だし、ここまで来たら順位関係なくやりたい」(正木監督)。前期は0-2で敗北している相手にリベンジを果たし、2年ぶり4回目のプレミアリーグ 2023 EAST制覇を狙いにいく。 (取材=古部亮)