精鋭が帰還 陸自レンジャー訓練乗り越え
山口朝日放送
過酷な任務に耐え抜き、全うした者だけに贈られる栄誉です。 陸上自衛隊のレンジャー訓練から帰還した精鋭たちが、その勇姿をたたえられました。 訓練の間は飲むことが許されなかった炭酸飲料のシャワーで出迎えられた隊員たち。 迷彩色に塗られた顔は、心身ともに全てを出し切ったという表情でした。 レンジャー訓練に耐え抜いた精鋭11人が陸上自衛隊山口駐屯地に帰還です。 レンジャー訓練は、3か月の特別プログラムで陸上自衛隊の中でも最も過酷と言われています。 戦場を想定した最終訓練では40キロ以上の荷物を背負ったまま、山の中で4日間一睡もせず任務を遂行しました。 試練を乗り越えた隊員たちには、栄誉の証であるレンジャー徽章が贈られました。 その後、家族と再開すると緊張感と解き放たれ、笑顔を見せていました。 「山の想定間ずっと家族に会うことだけを目標に頑張っていたので感動しました」 「精神的にも体力的にもいろいろ面で強くなったと思うんで家族の支えにもっとなれるような夫になれたら」 レンジャー隊員たちは、今後、有事や災害の際に最前線で任務にあたるということです。