「歴史がやってきた」大谷翔平“50‐50”偉業目前「レジェンドはファンのために全力を尽くす」ド軍90勝で地区Vマジック「7」
ドジャースの大谷翔平が現地時間9月18日(日本時間19日)、敵地でのマーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場し、5打数1安打の成績だった。チームは8‐4で勝利を収め、シーズン90勝に到達した。地区優勝へのマジックは「7」となった。 【動画】大台50盗塁へリーチ!大谷翔平が49盗塁を達成するシーン 初回の第1打席は左前打で出塁すると、すかさず二盗を決めた。26回連続盗塁成功でデーブ・ロバーツ監督が現役時代に記録した49盗塁に到達した。「48‐49」を達成し、敵地にも関わらずスタンドは湧いた。 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』はXで「彼は今、盗塁1個とホームラン2本で50‐50を達成しようとしている」と投稿し、「歴史がやってきた」と、偉業達成が目前であることを伝えた。 さらに別の投稿では「ショウヘイ・オオタニは、ドジャースでの最初のシーズンを、新しい役割に慣れるため、そして肘がきちんと治るようにするためのシーズンとして使うこともできただろう」と紹介。「しかし、それはレジェンドのすることではない。レジェンドはプレーできる限り、ファンのために全力を尽くす」とし、「彼が50-50クラブのスターターとなるのを私たちは見ようとしている」と投稿している。 大谷は3回の第2打席は遊飛、4回一死一塁の第3打席は見逃し三振に倒れた。7回の第4打席は右直、8回二死一・二塁の第5打席は空振り三振に終わった。 ドジャースは2回にウィル・スミスの一発で先制すると、トミー・エドマンの2ラン、キケ・ヘルナンデスにも3ランが飛び出し、6‐0とリードを大きく広げた。先発のランドン・ナックは5回無失点で降板。7回にリリーフが3点を献上して6‐3となったが、打線は8回にさらに2点を追加して8‐3とし、マーリンズを突き放した。 チームはきょうのプレーオフ進出決定はお預けとなったが、大記録とともに、大谷にとって初のプレーオフ進出も目前となった。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
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