学力に悪影響な「食事のとり方」とは?食事と成績の意外な関係性
親とのコミュニケーションが学力アップのカギ
いろいろな書物を読むと、最低でも週に1回は食事を共にしながら親子の会話を充実させ、その週にあったことや子どもの気持ちを聞き出すことで、学力は伸びると言われています。 朝食だけでも子どもと一緒にとることによって、こういった会話もできると思います。 孤食はひとつの問題ですが、どうしてもやむをえない場合については、それ以外の部分でいかに子どもとコミュニケーションを取っていけるかが大切になってきます。 ちなみに親との食事の回数が増えれば増えるほど、働く親への憧れが強くなり、働くことをポジティブに捉える傾向になるそうですよ。 私も働きつつ、5歳児の親でもありますが、普段時間をどのようにやりくりしているかの記事【関連記事:大学教員で5歳のママ!1日のスケジュールってどうしてる?】もあるので、ぜひ読んでみてくださいね。 今後も、理系の研究者が母親になって感じた日々の疑問について、私なりに調べ、考えた結果を共有していけたらと思っています。
PROFILE
【山口利恵】 5歳の子どもを持つ母親で、博士(情報理工学)。普段は、東京大学大学院情報理工学系研究科ソーシャルICT研究センターの特任准教授として、情報系の研究を推進。また、情報オリンピック日本委員会や国際大学対抗プログラミングコンテストのメンバーとして、中高・大学生の数理情報科学教育の振興にも邁進。趣味はクラシック音楽。