【写真：Getty Images】

　UEFAユーロ2024（EURO2024）グループE第3節、ウクライナ代表対ベルギー代表が現地時間26日に行われた。試合は0-0のスコアレスドローに終わっている。決勝トーナメントへ進出できたものの、2位通過となったこともあり、母国ベルギーメディア『sporza』がこの結果に嘆いている。 【決勝トーナメント表】サッカー ユーロ2024（EURO2024） 　グループEの全チームが1勝1敗の勝ち点3で並んで最終節を迎えることになった。最終節でウクライナ代表と対戦したベルギー代表だったが、決定力不足が露呈してしまい、結果は0-0のドローに終わった。 　また、同じグループEのもう1試合では、スロバキア代表とルーマニア代表が1-1のドローに終わり、全チームが1勝1分1敗で並んだ。レギュレーションにより、ルーマニア代表が首位通過。ベルギー代表は2位で決勝トーナメント進出となった。 　ラウンド16でベルギー代表はフランス代表と対戦する。さらに、グループ2位となったことで、スペイン代表、ドイツ代表、ポルトガル代表と同じ山に入り、優勝へ厳しい道のりとなる。 　同メディアは「フランスがレッドデビルズ（ベルギー代表の愛称）をベスト16で待っている。ベルギーは決勝へほぼ不可能なミッションと対面する」と題して、母国代表について報道した。「ウクライナとの残念なドローにより、ベルギーは彼ら自身で難しくしてしまった」と言及した。 　仮に1位で通過してもラウンド16の相手はオランダ代表だったが、ベスト8以降に対戦する相手を考えると、やはり1位通過をしたかったところだろう。同メディアは『もし、ベルギーがうまく行ったとしても、次の仕事は簡単ではない。ポルトガルが準々決勝で待つ可能性があり、ドイツかスペインが準決勝のオプションだ』と指摘している。 　どちらにせよ、強豪国を倒さないと優勝はないが、ベルギー代表は悲願の優勝を果たすことができるだろうか。