全てAIで生成した架空アルバムのバンドに架空ライターがインタビューした結果、新曲が生まれた。Suno AIがおもしろすぎる(CloseBox)
勝手に次のシングル盤の話をしている
当たり障りのないインタビューに終わると思ったら、とんでもないことをぶっ込んできました。勝手に次のシングルを準備していたのです。 「Quantum Horizons」。聴きたくなりますよね。そこで、前回と同じアプローチで作ってみました。ただし、今回はバンドメンバーがいろいろ詳しく説明しているおかげで勝手にでっち上げるわけにもいかず、できるだけメンバーの意向に沿う形で制作を進めました。結果、大変な苦労をすることに……。 数十回トライして、一番良かったものが、静かなバラードとして始まったはずが、途中からディスコビートになるというもの。ただ、インタビューで語っていたギターソロになかなか行きつきません。ギターソロが始まったと思ったら、すぐに終わったり、かつてのMIDIギターかこれはというくらいしょぼかったり。 バンドのギタリストがソロをうまく弾けないからゲストギタリストを呼んでくるというのもよくわかる気がします。ギターパートが始まるPart 3のところはV3でサポートされたインストモードにし、Style of Musicに「fast passage, epic, long emotional heavy metal blues electric guitar solo, vibrato」と書き込んで、さらにガチャを数十回してできたものを最終版にしました。 インタビューで「ギターソロの部分では、従来のプログレッシブ・ロックの枠を超えたサウンドを追求しました。聴き手には新鮮な驚きと発見を提供することでしょう」なんてハードルを上げる発言をするからこんなことに。 プログレッシブ・ロックの枠を超えたサウンドかもしれないけど、それは「ディスコ」というものでして(ピンク・フロイドの「Another Brick in the Wall」という先行事例はありますが)……。 密かに人気が高まりつつあるリリー・フォードさんの秘蔵写真をおまけにつけておきます(PhotoMakerで制作)。
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