気象情報でパリ五輪日本代表選手をサポート!スポーツ気象チーム・浅田佳津雄「競技に合わせた予報が確認できます」
2024年パリオリンピックでの活躍が期待されるアスリートが熱い想いを語るTOKYO FMのラジオ番組「Cheer Up Station~route de paris~」。 2月25日(日)の放送では、オリンピック選手たちを支える「スポーツ気象チーム」に注目。気象情報会社「ウェザーニューズ」の浅田佳津雄(あさだ・かづお)さんが、パリの天候を予想するとともに、日本代表が利用できる専用の気象情報サービスを紹介しました。
◆パリオリンピック当日の天候はどうなる?
今回は、パリで熱い戦いを繰り広げる日本のオリンピック選手たちを気象データで支える“天気のスペシャリスト”に注目。 ウェザーニューズのスポーツ気象チームに所属する浅田佳津雄さんは、2016年のリオオリンピックから選手や競技団体に試合会場などの気象データを提供し、よりよい戦いができるようにサポートしています。 現在、パリオリンピックに向けた準備を進めている浅田さんは、大会期間中のパリの天気について「晴れか曇りが9割ぐらいですね」と分析。ここ10年の気温から、パリの気温は東京並になると予想し、「平均気温はだいたい30度を超えるぐらいなので、まずは『暑さ対策をしっかりおこなって現地に行ったほうがいいです』と(選手の皆さんには)お伝えしています」と話しました。 パリオリンピックでは、日本選手がウェザーニューズの専用サイト「MiCATA」を利用することで、競技時間帯の天気予報のほか、競技に合わせた予報が確認できます。「たとえば、自転車の競技だったら周回コースのときの天気がどうか、あとは時間帯による風向きなどが一目でわかるようなものを用意しています。天気を味方につけていただきたいという思いから、(「MiCATA」と)名前をつけさせていただきました」と語りました。「MiCATA」によって、日本のオリンピック選手たちがベストな状態で競技に挑めそうです。 番組では、浅田さんがチアアップソングとして選んだBUMP OF CHICKENの「なないろ」がオンエアされました。 (TOKYO FM「Cheer Up Station~route de paris~」2月25日(日)放送より)