消防団の飲み会帰りに車を”酒気帯び運転の疑い”で消防団員を逮捕 飲み会に参加の別の消防団員2人も逮捕 他にも消防団員が飲み会に参加か
奈良県の消防団員の男が飲酒して車を運転した疑いで逮捕されました。男は消防団の飲み会の帰りに事故を起こしていて、飲み会に参加していた別の団員2人も逮捕されました。警察は、他にも飲み会に同席していた消防団員がいる可能性があるとみて捜査しています。 酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは奈良県上牧町の消防団に所属する土地家屋調査士の男(53)です。警察によりますと男は今月21日午後8時15分ごろ、上牧町の消防団施設で行われた消防団の飲み会で酒を飲んだあと車を運転した疑いが持たれています。
男が車を民家の塀に衝突させる事故を起こし、駆け付けた警察官が男の呼気から基準値を超えるアルコールを検出したということです。警察によりますと、男は、午前中に消防団施設で機材の点検などを行い、午後1時ごろから午後6時ごろまで消防団施設で消防団員らと飲み会をしていたということです。警察は飲み会に参加していた別の60代の消防団員2人も男が車を運転することを知りながら酒を飲ませたなどとして逮捕しました。
警察は3人の認否を明かにしていません。 その後、4月25日に男と団員2人は釈放され、任意での捜査が続いているということです。 また、警察は他にも飲み会に同席していた消防団員がいる可能性があるとみて捜査しています。 消防団を管轄する上牧町は「警察の捜査を受けて厳正に処分する」としています。