27歳の誕生日を迎えた板倉滉。年齢を重ねて抱える思いを口に「より一層、責任感を持ってやっていかないといけない」|AFCアジアカップカタール2023
【サッカー日本代表・ニュース】日本代表DF板倉滉は27日、トレーニング後に取材対応し、27歳を迎えた抱負や今後の決勝トーナメントに向けて思いを口にした。
27日、板倉は27歳の誕生日を迎え、練習後には誕生日ケーキをもらう一幕も。板倉は取材陣に対して「27歳になりました」と言いつつ、「サッカー選手としてはもう若くないなという感じです。もう誕生日をちょっと取りたくないなと。自分より年下がこれだけ出てきているんで」と笑った。 22歳の時に初めてA代表に選出され、そこから一歩ずつ立ち位置を上げてきた板倉。気がつけばチームの中でも若手から中堅選手へと変わってきた中で、「ちょっとベテランの域に足を一歩踏み込んでいる。特に今は若い世代が多いから、半分に分けても全然上になると思うので、より一層、責任感を持ってやっていかないといけない」と思いを明かした。 決勝トーナメント進出を決めたインドネシア戦はコンディション不良もあって欠場に。外から見た上での発見をこのように語っている。 「特にアジアカップというのは想定外ではないけど、想定とは違った形で来たり、ポジションを取ってきたりというのがもちろんある。そこにいかに早く気づいて、中でアダプトするか。前回の試合で言うと、本当にもうスタートからみんながアグレッシブに行けていたし、切り替えのスピード感というのも外から見ていて非常に早かったなと感じている。もちろんイラク戦の負けは結果として満足はしていないけど、前回の試合を見ればポジティブに捉えていいんじゃないかなと思います」 27歳の抱負としては「怪我せずプレーし続ける」ことを挙げ、「まずはこうやって元気にサッカーをやれていることが非常に幸せだと思うし、こうやって日本代表を背負って戦えていることにまずは感謝しないといけない」と語った板倉。ここからさらに対戦相手が厳しくなっていく中、新たな一年をスタートさせる板倉がどこまで活躍できるか注目だ。