韓国2部降格の仁川ユナイテッド、Kリ-グ1最優秀監督賞に輝いたユン・ジョンファン氏を新監督に招へい
Kリーグ2(韓国2部)に降格した仁川ユナイテッドは22日、新監督にユン・ジョンファン氏(51)を招へいしたことを発表した。 仁川ユナイテッドは今シーズンのKリーグ1開幕10試合でわずか3勝とスタートダッシュに失敗。その後もなかなか勝ち点を積み上げられず、7月にチョ・サングワン監督を解任すると、8月にチェ・ヨングン監督を招へい。 チームの再建を託されたチェ・ヨングン監督だが、就任後はリーグ戦13試合で4勝2分け7敗と建て直すことはできず、最下位でシーズンを終え、クラブ創設以来初の2部降格が決定した。 1年でのKリーグ1復帰を目指すクラブは、チェ・ヨングン監督との契約解除。その後任として、日本でも実績十分のユン・ジョンファン氏に白羽の矢を立てた。 現役時代はセレッソ大阪やサガン鳥栖でもプレーした元韓国代表MFで、引退後は鳥栖の下部組織で指導者としてスタート。2011年2月から2014年8月まで鳥栖のトップチームで監督を務めると、その後蔚山現代FC(現:蔚山HD FC)の監督を務め、2017年2月から2019年1月までC大阪の監督、2020年2月から2023年1月までジェフユナイテッド千葉の監督を務めていた。 2023年6月に江原FCの監督に就任すると、2年目の今シーズンはKリーグ1のレギュラーシーズンで3位の成績を残すと、プレーオフのチャンピオンシップでは最終的に2位でフィニッシュ。 蔚山HDに優勝を譲ったが、ユン・ジョンファン監督は前年レギュラーシーズンで11位に終わったチームを大きく立て直した手腕が評価され、2024シーズンのKリ-グ1最優秀監督賞を受賞していた。
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