新県立体育館の事業費増、神部副知事「実勢を踏まえた」と説明 12月秋田県議会が開会
秋田テレビ
12月秋田県議会が26日に開会し、秋田県は、再入札を目指す新しい県立体育館の総事業費を増額して、当初の予定通り2028年秋の開館を目指す考えを示しました。 12月県議会には、一般会計の総額で41億円余りの補正予算案が提出されました。この中には、資材価格や人件費の高騰で取りやめになった新県立体育館の入札を再度公告するため、債務負担行為として事業費110億円が盛り込まれました。 26日は佐竹知事が新型コロナウイルスに感染したため本会議を欠席し、代わりに神部副知事が説明しました。 神部秀行副知事: 「新たな体育館の整備は現施設の老朽化に伴うものであり、できるだけ早期の建て替えが必要であるほか、各種の価格上昇が今後も継続すると見込まれるなど、さまざまな状況に鑑み、実勢を踏まえて事業費を増額し、当初の予定通り2028年秋の開館を目指してまいります」 また、2025年春の秋田県知事選に出馬を表明した鈴木健太副議長が辞職願を提出し、許可されました。理由は「一身上の都合」としています。後任には、自民党会派の島田薫議員が選出されました。 12月県議会は12月20日まで開かれ、12月2日からは一般質問が始まります。
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