星野源の不倫デマで再燃…「美人と結婚しても不倫する男」の“単純すぎる行動パターン”
2.「美人と結婚できるのだから、もともとは実はモテ男だった」説
銀座の高級クラブでナンバー1になるのは、決して「美人とは限らない」という説がある。顔立ち云々(うんぬん)より、気遣いだったり才気だったりがものを言う世界なのだ。 一般的にも、どうしてあの人がと思うような人がモテているケースは多々ある。 美人と結婚できるのだから、もともとモテ男だった説もおもしろい。まだ才能が開花していなかったということか。あるいはモテていることに気づいていなかったのか。モテるかどうかに頓着(とんちゃく)しない男というのもいるようだから。 「いましたよ、そういう男。前の会社に勤めていたころ、髪はいつもボサボサ、ネクタイもダサくて、身なりもどこか無頓着(むとんちゃく)。そんな彼が、だんだんすっきりしてきたなと思っていたら、社内のマドンナと結婚したんです。 ところが彼が結婚すると知った女性社員からは、残念がる声が多数上がりました。私は気づかなかったけど、彼、けっこうモテていたんです。本人もいっさい気づいてなかったみたい。身なりはダサくても、性格がまっすぐで男気があると一部で言われていたそうです」(30代女性) さらに美人妻と結婚したことで、彼の外見も内面もどんどん磨かれていったのは思わぬ副産物だったのかもしれない。そして彼は、もともと内包していたモテ要素が全開となり、不倫に走った。 「あれだけの美人を妻にしたら、ひとつのゴールを経たような気になったのかなあ。毎日見ている美人は美人と認識できなくなったのかもしれない。あるいは劣化していく妻に耐えられなくなっていく恐れもありますよね。結局、彼はそれほど美人でもない女性に走り、美人妻に離婚をつきつけられたそうです」 周囲はひどく驚いたという。どうしてあれほどの美人妻がいるのに不倫をするのか、と。人間の複雑な心理がそこにはあるのかもしれない。
3.妻が美人どうかは関係ない。不倫する男と、しない男の2種類がいるだけ
この説、いちばん支持者が多いかもしれない。 確かに男の中には、不倫する男としない男がいるだけとも言えそうだ。美人妻の夫が浮気ばかりしていることもあれば、あんな性格の悪い妻のどこがいいのだろうと周囲が思っても、絶対に浮気をしない夫もいる。 これは妻の外見や内面と関係なく、夫の資質として不倫をするかしないかだけの問題なのかもしれない。 「やはり相性の問題なんじゃないですか。夫婦って歯車がかみ合うかどうかが大きい気がする。うちの姉はとんでもない美人ですが、2度結婚して2度離婚しています。原因はいずれも夫の不倫。 独身時代から、姉は浮気するタイプの男性とばかりつきあってきた。男を見る目が養えないのも美人の特徴かもしれません。私は姉を見ていて、美人でも簡単に不倫されるんだなと肝に銘(めい)じています。不倫されたくなかったら、不倫しない男を夫にするしかないんですよ」(30代女性) やたらと力を込める彼女の言い方がおもしろい。世の中には不倫する男としない男、ふたつしかないとなると、女性がどんなに自分を磨いても、不倫する男と結婚してしまったら防げないわけだ。 「だからむしろ、男を見る目を磨くのがポイントじゃないですか? 結婚したら絶対に不倫はしないという信条をもつ男性と結婚するのがいちばん近道なんじゃないかな」(同上) 不倫する男は、確かに不倫を繰り返すことが多い。よほど手痛い目にあって深く己を顧みない限り、またするのだ。手痛い目にあっても繰り返す男性もいる。
男も女も、不倫するタイプとしないタイプがいるだけ
結局、どの説がいちばん的を射ているのかは不明だが、個人的には3を推す。男も女も、不倫するタイプとしないタイプがいるだけ……と言ってしまっては元も子もないのだけれど。 <文/亀山早苗> 【亀山早苗】 フリーライター。著書に『くまモン力ー人を惹きつける愛と魅力の秘密』がある。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数。Twitter:@viofatalevio
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