伏木高生23人「地域に恩返し」 被害の大きい富山県高岡市・伏木湊町でボランティア
伏木高校(富山県高岡市伏木一宮)の生徒が18日、能登半島地震で大きな被害が出た同市伏木湊町で災害ボランティアとして活動し、側溝にたまった泥をかき出した。 同校は地域貢献のため市災害ボランティアセンターに登録しており、依頼のあった伏木湊町で作業した。2、3年生23人が参加。四つの班に分かれ、住民や教員と共にスコップを使って作業した。集めた泥は土のう袋に詰めた。 氷見市に住む同校3年の寺悠太さんは「伏木は液状化現象の被害が深刻で、多くの建物が傾いている。卒業前に一つでも多く地域に恩返ししたい」と話した。