大河ドラマ『光る君へ』、1年半にわたる撮影が終了「一生分の幸せを使ったかなというくらい幸せでした」
吉高由里子が主演を務める大河ドラマ『光る君へ』が、毎週日曜日に放送されている。25日(金)、およそ1年半にわたる撮影が終了し、吉高由里子と柄本佑からのコメントが到着した。 【写真】『光る君へ』で共演した吉高由里子&柄本佑のクランクアップショット【2点】 今作は平安中期に、のちに世界最古の女性による小説といわれる『源氏物語』を生み出した紫式部の人生を描いた大河ドラマ。昨年5月に平安神宮(京都市)でクランクインし、無事に撮影が終了した。今回、主人公のまひろ(紫式部)を演じきった吉高由里子と、藤原道長役の柄本佑のコメントが到着した。 吉高は「『光る君へ』を撮影していた1年半は毎日、現場に来ることが楽しみで私の日常になっていました。その『日常』というものが、明日から『思い出』という言葉に塗りかえられてしまう瞬間をいま実感し、受け入れづらいです。 大河ドラマの主役は一生に一度しかできないものだし、生きていて一度しかない『奇跡』がこの『光る君へ』という現場でした。一生分の幸せを使ったかなというくらい幸せでした。一日一日をかみしめて今日を迎えることができて感慨深いです。ありがとうございました」とコメント。 柄本佑は「『光る君へ』チームはすてきな人たちばかりで、いつも温かく迎え入れてくれる、朗らかな現場でした。自分が出ていながら『本当に面白そうなドラマだな』と思える作品に参加できたことが本当に幸せで、あっという間でした。 藤原道長の人生を1年半で過ごし、駆け足ですが、その時間を追体験できたと実感しています。スタッフ、キャスト、みんなの総意だと思いますが、紫式部役が『吉高由里子さんでよかったね』と撮影を終えたいまも感じています。ありがとうございました」とコメントを寄せている。
ENTAME next編集部