日本フィギュア初の世界ジュニア連覇も島田麻央は「五輪に出場できないトップスケーター」と五輪記者は嘆き! 浅田真央と同じ運命の“年齢制限”に物言い
憧れの浅田真央も”年齢制限”で五輪出場できず
国際スケート連盟(ISU)は低年齢スケーターへの心身の負担、健康への懸念、選手寿命への影響を考慮し、2024-25年シーズンからシニア大会の最低参加年齢を現行の15歳から17歳以上に変更することを決定している。 ゆえに、26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪の出場資格は五輪前年の7月1日までに17歳に達している必要があり、島田はその時点では16歳(10月30日が誕生日)のため出場できない。ちなみに彼女が「憧れの存在」と尊敬する浅田真央も年齢制限の基準より誕生日が87日遅く、2006年2月に開催されたトリノ五輪の出場は認められなかった。 ハーシュ氏は島田のポテンシャルなら、オリンピックでシニアと戦っても互角以上の実力を発揮できると太鼓判を押しているが、「年齢制限」というハードルがそれを阻止しているため、日本の逸材が最高の舞台に出場できない実状が不憫でならないと感じているようだ。 『麻央』という名前の由来になっている浅田と、奇しくも同じ運命を辿り、最短で30年の冬季五輪出場を見据えている島田。次期オリンピックのメダリストへ、周囲の期待は異様に高まっている。 構成●THE DIGEST編集部
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