バラバラになってから集めるんじゃないの?「ドラゴンボール」神龍消える→飛び散るボールを悟空が即キャッチの荒業
その手があったか!と誰もが唸った瞬間だった。神龍は願いを叶え終わると再びドラゴンボールに戻り、世界中に飛び散ってしまう。そのとき、祖父の形見である四星球を再び失わないようにと孫悟空(CV:野沢雅子)はまさかの行動をとった。 【映像】四星球をキャッチする悟空(15分23秒ごろ~) 形見の四星球を探すためにドラゴンボール探しの旅を続けていた悟空は、その道中で聖地カリンを代々守っているというウパ(CV:堀江美都子)とその父・ボラ(CV:銀河万丈)と出会う。 悟空はその頃レッドリボン軍とドラゴンボールを巡って抗争中だった。それが災いし、悟空を追ってやってきた殺し屋・桃白白(CV:大塚周夫)によってボラが命を落としてしまう。悟空はボラを生き返らせるために7つすべてのドラゴンボールを集めると、神龍を呼び出し願いを叶えてもらった。 無事にボラが生き返り、神龍(CV:内海賢二)は「願いは叶えてやった。さらばだ」とおなじみのセリフとともにドラゴンボールの中に戻ると、世界中に飛び散るため空高く浮かび上がる。このとき悟空は「四星球は……アレか!」と空中に浮かぶドラゴンボールの中から四星球を探し出していた。 ドラゴンボールがさらに上空へと上昇し、いざ飛び散らんとした瞬間、悟空も大きく飛び上がると、なんと四星球を見事にキャッチしてみせた。さすがの悟空も形見探しのために再び時間をかけるのは面倒だったのだろうか。掟破りの荒業に当時のファンもあっと驚いたに違いない。 なお悟空は次の天下一武道会までの3年間、亀仙人の言いつけにより筋斗雲は使用禁止で、歩いて走って泳いで世界中を武者修行することになった。よく形見の四星球を紛失しなかったものだ。 1986年から1989年に放送されたTVアニメ「ドラゴンボール」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1984年から1995年まで約11年間連載され、シリーズ累計発行部数が全世界で2億6000万部を超える鳥山明の同名漫画が原作。以降も「Z」「GT」「改」「超」など数々のアニメシリーズが制作され、20作を超える劇場版も公開されたほか、数多くのゲームシリーズにもなっている大ヒット作だ。 40周年を迎えた2024年、故・鳥山明氏が原作・ストーリー・キャラクターデザインを手掛けた完全新作アニメシリーズ「ドラゴンボールDAIMA」も10月11日より放送されている。 (C)バードスタジオ/集英社・東映アニメーション
ABEMA TIMES編集部