上野動物園に、愛媛からカバが来園 /東京
愛媛県立とべ動物園で飼育されているカバの「ユイ」が6月1日(月)、台東区の恩賜上野動物園へ来園することになった。 同園では、平成23年4月にメスのサツキが死亡して以来、オスのジロー1頭だけの飼育が続いていた。このため、絶滅が危惧されるカバの繁殖に向けて、繁殖可能なメスを探していたところ、愛媛県立とべ動物園よりブリーディングローンによってメスのユイをお借りし、カバの繁殖に取り組んでいくことになった。 ブリーディングローンとは、繁殖を目的とした動物の貸借契約のこと。動物園間で動物を移動させることによって、積極的に繁殖を促進することを目的としている。