LINE広告を通じてSNS上で詐欺の被害に＝津市（三重テレビ放送）

　三重県津市に住む60代の男性が、SNSを通じて知り合った元日本銀行総裁をかたる人物から金の投資を薦められ、1000万円をだまし取られました。 　警察の調べによりますと5月9日、津市に住む公務員の男性が、無料通信アプリのLINEの広告を通じて、元日本銀行総裁をかたる人物とSNS上で知り合い、金への投資を薦められました。 　その後、アシスタントを名乗る女性などの指示に従って投資サイトに口座を開設し、6月に入ってから3回に分けて計1000万円を振り込んだということです。 　11日、金融機関から警察に対し不審な取引があるとの通報があり、男性の詐欺被害がわかったということです。 　警察からの連絡で、男性はだまし取られていることを初めて知ったということです。 　警察ではSNS型投資詐欺事件として捜査を進めています。