シシガシラ 得意の「薄毛ネタ」へ提唱「笑って良いんだよ」
お笑いコンビの「紅しょうが」と「シシガシラ」が29日、都内で行われた、「東京グランド花月」(9月17~23日、東京・IMM THEATER)の取材会に出席した。 【写真】令和の世でもお構いなく薄毛ネタを繰り出す シシガシラ 同公演は、吉本興業の聖地である大阪の劇場「なんばグランド花月」で行われている看板寄席の東京版。吉本新喜劇を含め、若手から大御所まで豪華に集結し、「吉本の全てが詰まった興行」と銘打っている。 シシガシラが出演する21日はフットボールアワー、とろサーモン、トレンディエンジェルなどが名を連ねていることから浜中英昌は「僕らの出る回はちょっと薄毛が多いので、1番ウケる薄毛ネタをやれたら」と意気込み。昨年は「薄毛ネタ」でM-1の敗者復活戦から決勝に進出しているコンビらしく「今回はハゲの取り合い。シシガシラを初めて見る人もいると思うけど、『笑って良いんだよ』っていうのは分かってほしい。たまに心配される方いるんで」と呼びかけた。 また相方の脇田も「恐らくトップバッターだと思うので、ここでウケなかったら他のハゲの方にも迷惑を掛けるのでつないでいかないといけない」と力を込め笑わせた。 一方、過去の公演にも出演経験がある紅しょうがの熊元プロレスは「東京で師匠と一緒にさせていただくこともなかなかないですし、師匠って結構若手のネタを見てくださってることとかがあるので、それを分かってるので良い緊張感もある」と背筋を伸ばした。相方の稲田美紀は公演の宣伝文句である「吉本112年の歴史を彩る看板寄席」という言葉に対し、「歴史とか看板とか書かないでいただけたらなと思うときはあります」と苦笑。それでも「ちょっとかしこまる感じがあるので、逆にすごいライブに出させてもらっているんだなっていう風に思います」と語った。