「脱炭素経営」で持続可能な社会の実現を 千葉市内でセミナー開催
チバテレ(千葉テレビ放送)
世界的な課題となっている温室効果ガス削減への取り組みを経営に取り入れた「脱炭素経営」の有効性を知ってもらい、持続可能な社会を目指そうというセミナーが千葉市内で行われました。 千葉銀行本店で行われたセミナーには、オンラインも含め120人余りの事業者が参加しました。 セミナーでは、環境省脱炭素ビジネス推進室の杉井威夫室長が、気候変動対策や脱炭素の視点を織り込んだ「脱炭素経営」をテーマに基調講演を行いました。 この中で杉井室長は、現在のトレンドとして、製品や商品が生産者から消費者に届くまでの一連の流れであるサプライチェーン全体でも脱炭素化が求められていると指摘。 その上で、サプライチェーンに含まれる事業者も同様に脱炭素化に向けた取り組みを強化する重要性を強調していました。 また、地域ぐるみで脱炭素化に取り組む事業者を支援する銚子市などの事例も紹介し、関係者が一体となって脱炭素化に取り組む重要性も訴えていました。 セミナーを主催した県は、「こうしたセミナーが脱炭素経営に対する機運醸成につながれば」としています。
チバテレ(千葉テレビ放送)