前回大会優勝の下北沢成徳が都城商に勝利して3回戦へ【北部九州インターハイ2024】
令和6年度全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会(インターハイ2024)は決勝トーナメントがスタート。7月27日(土)に大分県中津市、日田市などの3会場で、1、2回戦が行われた。前回大会優勝で今大会第1シードの下北沢成徳(東京②)が2回戦に登場し、都城商(宮崎)と対戦。ストレートで勝利し3回戦にコマを進めた。 ■決勝トーナメント女子2回戦 Aコート第3試合 下北沢成徳(東京②) 2-0 都城商(宮崎) (25-18,25-20) 昨年度のインターハイ女王、第1シードの下北沢成徳が登場。相手は1回戦で熊本信愛女学院(熊本)を下して勝ち上がった都城商(宮崎)。 第1セット、下北沢成徳は都城商④緒方愛莉のスパイクを止められず3-5と先行を許す。①柳千嘉、③荻野明花らの攻撃で逆転に成功するが、④緒方にサービスエースを奪われて再逆転を許す。8-9から④イェーモンミャ主将のスパイク、②河俣心海のブロックで逆転し、⑤久米未唯奈の攻撃でリードを広げ14-10。都城商が④緒方のスパイクやブロックなど5連続得点で14-15と再び引っくり返したが、下北沢成徳は相手のミスを見逃さずに16-15と逆転すると、その後は一気に突き放してセットを先取した。 第2セット序盤、下北沢成徳は①柳、④イェーモンらのブロックなどで6-3とリード。都城商も①内山結月のスパイクなどで追い上げるが、下北沢成徳のブロックが効果的に決まって流れを渡さない。さらに③荻野、④イェーモンらが攻撃を引っ張ってリードを広げると、最後は④イェーモンのサービスエースで25点目、勝利を決めた。 次戦は7月28日(日)に決勝トーナメント3回戦で金蘭会(大阪①)と対戦する。
月刊バレーボール