ベル・アンド・セバスチャンのスチュアート・マードックが担当

『虎に翼』オリジナル・サウンドトラックVol.1

　俳優の伊藤沙莉が主人公・佐田寅子を演じるNHKの連続テレビ小説『虎に翼』（月～土曜午前8時）。30日放送の第44回で使用された楽曲が話題になっている。 【動画】「感謝しています」…“ベルセバ”スチュアート・マードックの本人コメント （※以下、ドラマの内容に関する記述があります） 　寅子は何事もなかったように生活を続けようとする中、はる（石田ゆり子）は寅子にお金を渡す。花江（森田望智）もはるも悲しみを乗り越えるため、好きなことに使ったのだと言う。闇市をさまよい、優三（仲野太賀）と一緒に食べた焼き鳥を思い出す寅子。優三が自分にかけてくれた言葉がよみがえってくる様子が描かれた。 　第40回の中で優三が出征するシーンと、第44回の中で寅子が号泣しているシーンで印象的に使われた劇中歌『You are so amazing』が話題に。この2つのシーンで流れた楽曲は、劇伴音楽を担当している森優太氏が作詞・作曲、歌唱を世界中のネオアコ～インディー・ファンを魅了し続けているスコットランドを代表するバンド“ベル・アンド・セバスチャン”のヴォーカリスト、スチュアート・マードックが担当し、まさかの“ベルセバ降臨”に音楽ファンに驚きと感動を与えた。 　また、優しく温かい歌声で「ベルセバ」がXのトレンドに入りし、「ベルセバとは！」「あの印象的な歌、ベルセバだった！」「すげえ…」「この方だったんだ」「画期的すぎる」などと驚きと称賛の声が上がっていた。 　このたび、今年の「SUMMER SONIC 2024」にも出演する“ベルセバ”のフロントマンでもあるスチュアートから動画コメントも届いた。 「日本のみなさん、こんにちは。ベル・アンド・セバスチャンのスチュアート・マードックです。私は今フランスのボルドーにいます。森優太が作曲した『虎と翼』の劇中歌、“You are so amazing”を歌えたことがいかに素晴らしかったか、ただそれを伝えたかった。ベル・アンド・セバスチャンの核でもある、女性の解放をテーマにした作品に関わることができてうれしく思います。感謝しています。夏に日本に行きます。そこでこの曲を歌えたらいいな。それでは」 『You are so amazing』は、6月5日発売の『オリジナル・サウンドトラックVol.1』に収録されており、25日より先行ダウンロード配信中。