小池百合子氏

　コメンテーターの玉川徹氏が19日、「モーニングショー」（テレビ朝日系）に出演。20日に告示される東京都知事選挙の主要候補者のインタビューを自ら行ったが、公務多忙でインタビューを断った現職の小池百合子都知事に「別に厳しいこと聞かないから受けてほしかった」と訴えた。 　7月7日に投開票を迎える都知事選は、今のところ53人の立候補予定者が乱立。番組では告示日を前に主要候補者として、小池百合子都知事、蓮舫参院議員、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏、元航空幕僚長の田母神俊雄氏の4人を取り上げた。 　番組では玉川氏が主要候補者にインタビューを行った。蓮舫氏は「7つの約束」として公約を発表しているが、これについて玉川氏は「蓮舫さんは7つと掲げてますけど、お話うかがったら2つ。1つは若者支援。もう1つは行財政改革で、すべてオープンにする。そこを強調されていたんで、とりあえず『7』って言いたかったんじゃないですかね」と指摘。 　また、石丸氏について「まだまだ地方に軸足を置いてるなって感じ」。田母神氏については「私は伝統保守の受け皿になりたいんだと言っていた」と、それぞれをインタビューしての大枠での分析を行った。 　一方、現職で3期目を目指す小池氏は「東京大改革3・0」と銘打った公約を掲げて、「セーフシティ」「ダイバーシティ」「スマートシティ」を目指すというが、その小池氏のインタビューは「公務多忙」の理由で行えなかったという。 　これに対し玉川氏は「お忙しかったらしいですけども、ほかの局なんかでは取材を受けられてるところもあるんでね、小池さん。別に厳しいこと聞かないから受けてほしかったですね」と、チクリとやった。