「親も手助けする誠意をみせて」借金の肩代わりかたり322万円をだましとった疑いで男逮捕
息子の借金の肩代わりなどをかたって長崎県内の70代の女性から現金322万円をだまし取ったとして、福岡県に住む男が詐欺の疑いで先月13日に逮捕されました。 逮捕されたのは、福岡県筑紫野市に住む自称、会社経営の男(53)です。 警察によりますと男は今年7月25日から8月8日にかけて、知人男性の母親で長崎県雲仙市に住む70代の女性に対し「息子さんは住宅ローンや固定資産税を滞納している」「滞納している分は私たちが立て替えている」「お母さんもいくらか出して親も手助けする誠意を見せてほしい」などとうそを言い、職業斡旋の支度金や息子の借金の肩代わり名目で、4回にわたり現金あわせて322万円をだまし取った疑いがもたれています。 男に現金を手渡したあと、不審に思った女性が警察へ相談。その後の捜査で男の犯行が明らかとなったとして、警察は先月13日に男を詐欺の疑いで逮捕しました。 警察の調べに対し男は「お金は返すつもりだった」と容疑を否認しています。
長崎放送