日テレ、24時間テレビに〝起死回生の奇策〟か 従来の〝感動ポルノ〟批判に着服騒動も…嵐に白羽の矢、可能性ゼロではない理由
日本テレビの名物チャリティー番組である「24時間テレビ」のメインパーソナリティーが注目されているが、ただでさえ〝感動ポルノ〟との批判がある中、昨秋の着服騒動などでイメージダウンも著しい番組にとって、起死回生の奇策はあるのか。 【画像】身に覚えのない「24時間テレビ」募金履歴に注意 「24時間テレビ」は今年も放送されることが、すでに公表されている。注目のメインパーソナリティーは毎年4~5月ごろに、同局の番組内で発表されるのが恒例となっている。 「おそらく今年も旧ジャニ勢から選ばれることになるでしょう。スマイル社による被害者への補償も少しずつですが確実に進んでいる。そしてマネジメントはスタート社に移行しました。日本テレビとしても、旧ジャニ勢の新規起用見送りを回避できる状況は整っているといえるでしょう」と芸能プロダクション関係者は話す。 そんな中、放送関係者はこう指摘する。 「正直、毎年打ち切りもささやかれている『24時間テレビ』にとって、今年は試金石です。従来の〝感動ポルノ〟批判に加えて、昨秋に発覚した寄付金の着服問題で番組の存在意義さえ問われることになりました。みそぎの意味も込めて、今年は大きな結果を残したいところです」 そこで注目されるのがメインパーソナリティーの人選というわけだが、音楽関係者はささやく。 「やはり気になるのは、先日新会社設立を発表した嵐でしょう。もちろん11月3日のCDデビュー記念日にコンサートを開催する可能性が指摘されていますが、今年はデビュー25周年という節目の年。単発のコンサートという〝点〟ではなく〝面〟、つまり1年を通じての活動が期待されています。その一環として『24時間テレビ』のパーソナリティーも可能性はゼロではないようです」 嵐といえば、2004年に初めてメインパーソナリティーを務めて以降、08、12、13、19年にはグループで登板しているばかりか、17年には桜井翔(42)が、22年には二宮和也(40)が別ユニットで参加している。 「話題性も十分ですしライブパートも期待できる。何よりも数字が確実視できるというメリットがある。嵐としても25周年に加え、チャリティーであれば、復活の大義名分もさらに意味合いが強くなるというわけです」と先の音楽関係者。
果たして、どうなる。